保存安定化プラットフォーム技術に関する記事掲載のお知らせ
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当社の保存安定化プラットフォーム技術「Gel Coat™」に関する記事が、2026年6月30日付の日経バイオテクONLINEに掲載されました。
記事では、当社独自のナノ粒子ハイドロゲル技術を基盤とした、生体分子保存安定化プラットフォーム「Gel Coat™」の技術開発や事業展開について紹介されています。
バイオ医薬品、ワクチン、再生医療関連製品、診断薬などに用いられる酵素やタンパク質などの生体分子は、熱や保存環境の影響を受けやすく、製造・保管・輸送の各工程において厳密な温度管理が求められます。そのため、コールドチェーンへの依存に伴う物流コストの増加や供給地域の制約、災害時や低温物流インフラが十分ではない地域への安定供給などが、ライフサイエンス分野における重要な課題となっています。
当社が開発する「Gel Coat™」は、有効成分そのものを化学的に改変することなく、シンプルな配合設計によって保存安定性の向上を目指すプラットフォーム技術です。既存の製造プロセスへ組み込みやすいことに加え、生体分子本来の機能を維持しながら保存中の劣化を抑制できることが期待されています。酵素を用いた検証では、従来は-30℃の極低温凍結保存が必要であった酵素について、4℃保存下において 28 日後も 80%以上の活性を維持することを確認しており、室温や高温環境における保存安定性についても評価を進めています。

図1:従来保存条件とGel Coat™配合条件における酵素活性維持率の比較 Gel Coat™配合条件では、4℃保存下において28日後も80%以上の活性維持が確認されました。
左:Gel Coat™を使用しない従来条件。右:Gel Coat™を配合した条件。
また記事では、ヒトへの応用を視野に入れた安全性評価や体内動態に関する研究開発についても紹介されました。将来的には、体外診断薬に加え、細胞治療やバイオ医薬品など幅広い分野への展開を見据え、製薬企業や再生医療関連企業との共同研究やライセンス展開を進めていく方針が紹介されています。
さらに、記事では、BIO International Convention 2026で当社技術を紹介した結果、海外の大手製薬企業から複数のミーティングの申し出を受けるなど、グローバル市場における関心の高まりについても取り上げられています。これらの取り組みを通じて、当社では共同研究や技術評価、事業提携に向けたパートナリング活動を本格化しています。
Gel Coat Biomaterialsは今後も、ナノ粒子ハイドロゲル技術を基盤とした革新的なバイオマテリアルの研究開発を推進するとともに、国内外の企業・研究機関との共同研究や製品開発を通じて、ライフサイエンス分野における課題解決と社会実装の実現に取り組んでまいります。
掲載媒体
日経バイオテクONLINE
掲載記事
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