
産業・用途
- Applications -
実現するバイオプロセス
当社は、バイオ合成・分解に不可欠な酵素の安定性向上アライアンスを推進しています。
有機溶剤を削減(脱化石資源)し、エネルギー消費量削減や副産物削減を実現。
課題である安定性をGel Coat™ で高めることで、有機溶剤耐性と高温耐熱性を両立させます。
酵素法は従来の化学合成プロセスに比べ、大幅なCO2排出削減、プロセスの短縮、安全性の向上が可能です。
これにより、バイオ原料合成(バイオエタノール、木質由来プラスチック)やプラスチック分解の加速を支援します。
バイオモノづくりの課題解決:
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精製酵素の固定化・安定化/細胞の安定化
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フロー合成システムによる毒性生成物と生産微生物や生体触媒の分離
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細胞安定化させるコーティング
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攪拌気泡を抑制
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有機溶剤耐性付与

酵素・ハイドロゲルを再利用可能

Gel Coat™による反応効率化

繰り返し

限外ろ過によるGel Coat™・酵素の回収

カラム

プロセス制御機器





酵素
酵素の
担持体
生成物
バイオ生産カラム
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Gel Coat™ によって酵素を安定化
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安定した連続生産フロー合成を実現
診断薬・検査薬を安定に
従来の化学合成や天然抽出では、抗体・ワクチン・糖鎖などを精密に均一生産することが困難です。
一方、酵素法は高品質の生産が可能ですが、酵素の劣化や高コストが課題でした。
当社の双性イオンハイドロゲル Gel Coat™ は、酵素の安定化と繰返し利用を可能にします。
酵素法による高品質な製品を低コストで実現し、バイオセンサーや細胞培養材料といった研究・産業用途にも応用できます。
また、フィルターや流路などへのタンパク質付着を防止するためのコーティング技術も提供しています。
生体物質課題解決:
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生体適合性ポリマーによる安定化
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壁面付着防止
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活性低下の低減
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安定性改良による輸送保管条件緩和と事業拡大
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生体物質の精製抽出
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抽出用フィルターへの吸着抑制

室温・保存凍結時の安定性を向上
Gel Coat™による保護で品質を維持する
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室温保存時の変性を抑制
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凍結・融解時の変性を抑制
プロジェクト例
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検査薬・診断薬の安定化
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タンパク質を含む医薬品の安定化
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目薬・経鼻薬への応用


室温保存の安定性を向上
凍結の安定性を向上
ハイドロゲルを基材にコーティングし、タンパク質等の付着抑制(防汚・非吸着)を実現します

生体物質の付着量
P-4: 当社ハイドロゲルコート (Gel Coat)
Pluronic:防汚性コーティング用・医療用ポリマー
PMEA :防汚性コーティング用ポリマー
P-1: 従来型双性イオンポリマー

酵素を使ったバイオ医薬品
生体適合性が高いハイドロゲル Gel Coatは、創薬に新たな可能性を提供します。
タンパク質・酵素・DNAなどの生体分子を保護。
これにより、医薬品の体内動態制御、保存安定性向上(室温・凍結融解)が可能となり、次世代の医薬品開発を加速します。
バイオ医薬品の課題解決:
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免疫原性フリーの薬物保護技術
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PEGによるABC現象の克服
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分解酵素耐性向上
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不安定たんぱく質保護・DNA保護・エクソソーム保護
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細胞培養時の壁面付着防止
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立体的細胞形成・三次元スフェロイド形成
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ろ過フィルターへの吸着抑制
生体内発電を利用した新規治療技術
双性イオンハイドロゲル Gel Coat™ の酵素長期安定化と活性向上の特性を生かし、酵素を用いて発電するバイオ燃料電池の開発を行っており、すでに生体内に存在する糖や酵素から長期間発電する実証実験にも成功しております。
当社のバイオ燃料電池を生体埋込デバイスの電池として搭載する場合、双性イオンハイドロゲル Gel Coat™ で保護することにより滅菌処理に耐えることができ、また、あらかじめ充電する必要がなく生体内継続的に発電することができます。薬剤では治療が困難であった脳深部電気治療や悪性腫瘍の光遺伝治療など、新しい治療法の実現を目指して開発を進めています。


