
わたしたちの技術
- Our Technology -
わたしたちの技術
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酵素、アプタマー、核酸、細胞などの生体分子は優れた機能を持っていますが、不安定であるために利用できる環境、用途、期間が制限されてしまいます。
Gel Coat Biomaterialsの技術顧問・CTO・共同創業者である東京大学大学院工学系研究科 高井まどか教授 は、長年にわたって生体適合性材料である双性イオンポリマーを研究してきました。
この親水性の双性イオンポリマーと水の保護層が生体適合性ハイドロゲルを形成します。
生体分子を生体適合性ハイドロゲルによって保護することで、長期安定化、固定化、熱安定化させることが出来ます。
応用例として、医薬品生産用酵素を安定化して酵素の繰り返し利用回数を高めることで、生産コストを低減することができます。
また、医薬品そのものをハイドロゲルで保護することにより、体内で薬効の持続性を高めることができます。
さらに、グルコースと酸素を燃料として発電するバイオ燃料電池に、酵素とハイドロゲルを組み合わせた電極を用いることによって、生体内でも長期的に安定稼働する発電デバイスやセンサーを作製することができます。
わたしたちの強みは、
•双性イオンポリマーを精密重合する高分子合成技術
•双性イオンポリマーを物質表面に結合させる界面技術
•生体物質の評価技術
•ライフサイエンスとバイオエンジニアリング
を基盤とした環境・化学・医療への応用です。
代表論文・特許
- Representative paper and patents -
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Enzyme stability in polymer hydrogel–enzyme hybrid nanocarrier containing phosphorylcholine group, Xuejin Huang, Jincai Li, Yasuyuki Araki, Takehiko Wada, Yan Xu, and Madoka Takai, RSC Advances, 14, 18807-18814, (2024)
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A Modifiable, Spontaneously Formed Polymer Gel with Zwitterionic and N-Hydroxysuccinimide Moieties for an Enzymatic Biofuel Cell, Yixuan Huang, Tsukuru Masuda, and Madoka Takai, ACS Appl. Polym. Mater., 3, 2, 631–639, (2021)
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特許第7359998号、双性イオン基含有ポリマーハイドロゲル
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特許第6407513号、医療材料の表面修飾用ポリマー